万が一の災害時、“いつものお薬が手元にあること” は何よりの安心につながります。
実際、避難先ではすぐに受診できなかったり、普段の医療機関へ行けない場合も少なくありません。
クローバー薬局では、日頃から以下のような「お薬の備え」をしておくことをおすすめしています。
✔ 1. 1週間分の常用薬
持病のある方は、とくに重要です。
避難時は医療体制が不安定になり、すぐに薬を補充できない可能性があります。
最低1週間分の薬をポーチにまとめておくことで、体調悪化を防げます。
可能であれば「数日分は毎日持ち歩く」習慣も安心につながります。
✔ 2. お薬手帳(紙 or スマホアプリ)
お薬手帳は“命を守る医療情報”です。
・何の薬を飲んでいるか
・どの病気で治療しているか
・アレルギーや副作用歴はあるか
これらを第三者が正確に把握できます。
紙でもデジタルでも構いません。
スマホアプリのお薬手帳も災害時に非常に役立ちます📱
✔ 3. 服薬スケジュールを書いたメモ
薬の種類が多い方ほど、災害時は混乱しやすくなります。
「いつ」「どの薬を」「何錠」飲むのかを
シンプルな表にしておくと、避難先でも落ち着いて服薬できます。
・ご自身の代わりに家族が薬管理をする
・避難所で医療スタッフに説明する
そんな場面でも役立ちます。
✔ 4. 持病・アレルギー・服用中のお薬をまとめたメモ
医療者にとって、これは非常に重要な情報です。
例:
・高血圧
・花粉症
・ペニシリンアレルギー
・ワルファリン服用中
など。
これらが一目でわかると、災害時の医療判断がスムーズになります。
財布やポーチに入れられる名刺サイズのカードが便利です。
✔ 5. 予備の眼鏡・血圧手帳・日常的な医療用品
意外と見落としがちな項目です。
・眼鏡(予備)
・血圧手帳
・必要な方は吸入器、血糖測定器 など
避難中は環境が変わり体調を崩しやすいため、
いつも使用している医療用品も非常に重要です。
🌿 災害時の備えは「少しの工夫」で大きな安心に
災害はいつ起こるかわかりません。
ですが、日頃から少し準備しておくだけで、
体調悪化や薬切れのリスクは大きく減らせます。
ご家族分も合わせて、
ぜひこの機会に“お薬まわりの備え”を見直してみてくださいね💡













