【よくある“薬の重複” No.1 は…胃薬です】

お薬手帳

こんにちは!広川町のクローバー薬局です🍀
「同じような薬が2つ入っていた」——
実は薬局側でこちらが気づくことがとても多いです。

なかでも重複No.1が“胃薬”。
理由と、私たちの対応をわかりやすくご説明します。

なぜ“胃薬の重複”が起きやすいの?🤔
• 内科で:逆流性食道炎や胃炎で胃薬を継続中
• 整形外科で:痛み止め(NSAIDs)に“胃を守る薬”がセットで処方されることがよくある
→ その結果、同系統の胃薬がダブルになったり、種類の違う胃薬が二重に入ることがあります。
※「痛み止めに胃薬が付く」こと自体は、胃を保護するための予防なので間違いではありません。


重複すると何が困るの?🔍
• 効果はあまり変わらないのに、副作用や負担だけ増える(便秘・下痢・お腹の張り など)
• 薬の数が増えて飲み間違いのリスクが上がる
• 医療費がもったいない/本来の調整(量・期間)が見えにくくなる


クローバー薬局の対応は?🧑‍⚕️
私たちは、処方内容・薬歴・お薬手帳を見ながら薬局側で重複をチェックします。
重複に気づいたら

——
1. 患者さまに状況をわかりやすくご説明
2. 必要に応じて処方医へ連絡(疑義照会)し、
・どちらか一方をやめる  
・痛み止めの期間だけ胃薬を追加する  
・種類や量を安全に調整する
…など、ムダなく・安全になるよう整えます。

例)すでに強めの胃薬を内科で継続中なら、整形の“セットの胃薬”は不要なことが多い
逆に胃症状がある方は、期間限定で併用が望ましい場合もあります。


ご協力のお願い📒(ここが一番大事)
お薬手帳を必ずお持ちください。
1冊に“最新情報を集約”していただけると、薬局側で重複に早く気づける=安全・迅速に調整できます。
紙でもスマホでもOK!
処方せんをLINEで送る際は、手帳の最新ページの写真も一緒に送っていただけると、さらに正確に確認できます📱

⸻ 小さな重複でも、積み重なると体にもお財布にも負担です。
「お薬手帳+薬局のチェック」で、ムダなく、安全に——クローバー薬局がしっかり見守ります😊🍀

関連記事

  1. 【お薬を飲み忘れたとき、どうしたらいいの?】💊😳

  2. 【えっ⁉ いつものお薬が無くなるの?】

  3. 「最近なんだか便秘なんです…」

  4. 【コロナ治療薬ラゲブリオが「カプセル」→「錠剤」に切り替わり…

  5. インフルエンザ治療薬について

  6. 薬の飲み忘れ

    【飲み忘れた!…すぐ飲んでもいいの?ダメなの?】